Hand in Hand

みぎてのブログ

【S16 最終22位】蹂躙ママンドラパ

はじめまして。みぎてと申します。

前期はお疲れ様でした。

今回はS16で使用した構築を紹介します。

並びは↓です。

それでは構築を紹介します。

 

 

コンセプト

ママンボウの対面操作から裏のエースを通す

グライオン、ヘイラッシャで詰ませる

 

構築経緯

最終日になっても構築案が浮かばず、迷走しながら使用率top6のスタンパで潜っていた時に、対戦相手のママンボウ+ドラパルトにボコボコにされて強そうだと感じたので、急遽最終日にママンボウ軸を使うことを決意した。

 

一番ポピュラーでなおかつわかりやすく強いと思っているチョッキママンボウと、ママンボウが呼ぶ炎オーガポンを上からテラス流星群でワンパンできる眼鏡ドラパルトを採用。

 

ママンボウのお供として、TODやPP枯らしという別ルートの勝ち筋を追うことができるグライオンもセットで採用。

 

残り3体を何にしようかと悩んでいたところ、S15のすーけんさんのママングライの記事を思い出し、並びを参考にして潜ってみたら使用感が良かったので、真似することにした。

sukenbashipoke.hateblo.jp

 

相手の積み展開に抗えて、呪い眠るで要塞化できるヘイラッシャと、ママンボウと相性が良くスイーパーになれるスカーフイーユイを採用。

 

最後に、原案では襷であったが、本構築はサイクルを回すことを意識しているので鉢巻パオジアンを採用し、構築が完成した。

 

レンタルは4月中は残しておきます。

追記(4/11)

後に述べた改善案をもとに、順番は一緒のままで、

① パオジアン→意地AS襷霊テラス 氷柱つぶて聖剣砕く

ママンボウ→クイタンアクジェミラコアクブレ(身代わりカミに抗うため)

に変更したレンタルを作りました。よければ使ってみてください! ID:MMD733

 

個体紹介

*採用順

ママンボウ@突撃チョッキ 再生力

テラスタイプ:毒

呑気 243(20)-95-144(244)-*-96(244)-63(個体値0)

 

クイックターン ねっとう アクアジェット ミラーコート

 

H-ミラーのTOD意識で少しHを伸ばすために、そして再生力の回復量が1増えるように20振り

 

普通のママンボウ

あまりここに書くことはないが、シンプルに強かった。

熱湯は1回くらいしか打たなかったので、素早さ操作ができる凍える風の方が良かったかもしれない。

 

ドラパルト@拘り眼鏡 すり抜け

テラスタイプ:ドラゴン

臆病 163-*-95-152(252)-96(4)-213(252)

 

流星群 シャドーボール 蜻蛉返り 10万ボルト

 

C-ぶっぱ

 ドラゴンテラス眼鏡流星群が、D4振り炎オーガポンに対して192~226ダメージ

D-余り 一応DL対策

S-ハバタクカミやテツノツツミを抜きたいので最速

 

本構築のMVPにしてYDK。

Bに厚い個体が多い炎オーガポンをワンパンするために特殊型で採用。その圧倒的素早さと瞬間高火力によって、炎オーガポンに限らず数多のポケモンを蹂躙してくれた。

また、特性のすり抜けによって、身代わりを絡めてママングライを倒そうとしてくる相手を返り討ちにする試合もあった。

ドラゴン+ゴーストというタイプのおかげで、水ラオスの水流連打や格闘技、炎・水オーガポンの蔦棍棒に無理やり1回後投げできて、そこから破壊する動きも取れた。

めちゃくちゃ足が速いので、意地AS252のカイリューであればSが+1になっていても上から殴れるのもナイスだと感じた。

テラスタイプはステラと迷ったが、流星群を1回打ってしまうと2回目以降炎オーガポンをワンパンできなくなってしまうのでドラゴンで採用した。

一応対面操作技として蜻蛉返りと、水ラオスアシレーヌへの打点として10万ボルトを採用しているが1回も打たなかった。ドラパはいろんな技を覚えるのでまだまだ開拓の余地あり。

最近はほとんど見ることがないポケモンだが、もう少し使われてもいいポテンシャルはあると思った。僕もS1ぶりに使ったので、こいつの100%の力を発揮させてあげられなかったなと反省している。

 

グライオン@毒毒玉 ポイズンヒール

テラスタイプ:鋼

陽気 179(228)-115-152(52)-*-95-158(228)

 

地震 守る 身代わり 毒毒

 

H-ポイズンヒールの回復2回で身代わり1回分のHPが回復するようなHPで一番高い実数値

 (ミラー意識)

B-できるだけ高く

S-最速ランドロス抜き

 

普通のS振りグライオン

D振りも試したが、サーフゴーやランドロス、準速イーユイ、準速ウーラオスなどの中速ポケモンの上を取れる方が強いと感じたのでS振りで採用。

ママンドラパ構築と謳っているが、実際はママンボウと合わせてほぼ全ての試合にグライオンを出した。試合中は「みがまもでPPを枯らせないか」や「TODで逃げ切れるかどうか」を常に考え、このポケモンを強く使うことを意識した。

S16はランドロス絡みの構築が多く、そこに強く出していけた。

 

ヘイラッシャ@食べ残し 天然

テラスタイプ:フェアリー

腕白 257(252)-121(4)-166(124)-*-101(124)-56(4)

 

ウェーブタックル 守る 眠る 鈍い

 

すーけんさんの調整の丸パクリ。

カミが重いので、最初は鋼テラスのヘビボン型で使っていたが、眠るがないせいでTODで負けかけたので、原案通りの眠る鈍い型に変更した。しかしながら、そこから眠ると鈍いは1回も打たなかった。眠るでTODするルートをとれば勝てる試合もあったので悔しい。(_`Д´)_クッソォォォォォ!!

どちらかというと、選出画面でのでっかい顔によって相手の剣舞ラオスや、電気テラスでないパオジアンの選出を抑制することで勝利に貢献していたように感じる。

 

パオジアン@拘り鉢巻 災いの剣

テラスタイプ:悪

意地 155-189(252)-101(4)-*-85-187(252)

 

氷柱落とし 噛み砕く 不意打ち 氷の礫

 

破壊枠。

特筆すべきことはないが無難に強かった。

サイクル重視で鉢巻型での採用となったが、振り返ってみるとパオを出して勝った試合は別に鉢巻じゃなくても展開的に勝てていたし、逆に襷パオだったら出して勝てる試合あったなーって思ったので原案通り襷にするべきだった。

カミが重いので(2回目)、切り返しの駒として襷枠はこの構築に採用するべきだったと反省している。

 

イーユイ@拘りスカーフ 災いの珠

テラスタイプ:ゴースト

控えめ 131(4)-*-100-205(252)-140-152(252)

 

悪の波動 オーバーヒート 噴煙 サイコキネシス

 

ボックスにいたユイちゃん。

特殊方面のエースとして、イーユイよりドラパルトを信用していたので、あんまり出してあげられなかった。

ぶっちゃけドラパと役割が被っているので、カミとサフゴに強そうな顔をしているHD炎ポンなどにした方が良いのではと途中から感じていたが、イーユイを抜くとドラパルトが特殊型であることが相手にバレやすくなりそうと思ったので最後まで続投した。

 

要点

ママンボウ+破壊枠

言わずと知れた動きだが、ママンボウの後攻クイックターンからエースを安全に着地させて、相手を破壊するのが強かった。

 

グライオン・ヘイラッシャによる詰ませ・逃げ切りTOD

エースで殴っても相手を倒しきれなかったor倒しきれなさそうという状況でも、HPで有利をとってさえいれば、グライオンのまもみがによって割と試合の序盤の方からTODに移行して勝つことができる。選出画面で相手を崩すのが無理だと感じた時は、ママングライラッシャのHP高すぎ選出をして、お互いHP満タンの状態で試合を終わらせて総量で勝つルートを取った。

 

③ 選出画面での圧力

イーユイ、パオジアンのエグすぎ火力ポケモンに加え、詰ませ枠であるグライオン・ヘイラッシャが選出画面で睨みを利かせているので、相手の選出を推測しやすく、ゲームプランを組み立てやすかった。

そしてドラパルトが割と舐められていたので、受け崩しにくる貧弱なポケモンを誘い出してシバくことができた。

 

選出

これは僕の癖というか練度不足が原因ではあるが、ママン+グライをとても信用しているのでほとんどの試合でママン+グライ@1と投げた。通りが良さそうなエースポケモンがいる時はそれを投げ、崩すのが無理だと感じた時はラッシャを投げてTOD勝ちを狙った。

 

重いポケモン

・水オーガポン

ママンボウをいじめてくる上に、構築にモロバレルやカミツオロチ等がいないのでめちゃくちゃきつい。ドラパやパオで頑張って倒すか、裏を削ってTODするしかない。

 

・瞑想カミ

シーズンの中盤から終盤までずっとスタンパを使っていたのだが、その時に相手が投げてきたカミのほとんどが電磁波系統か挑発痛み分けだったので、環境のトレンドの型がそれらだと勝手に思い込んでいた。シーズンを振り返ってみたら割と結構いた瞑想カミがとてもきつかった。

 

すーけんさんの構築では襷パオと鋼カイリューというカミを対面的に殴れる駒を用意していて、それが切り返しの手段であったはずなのに、僕の構築ではそれらの要素を排除してしまっていた。振り返るとすーけんさんの構築を改悪して使ってしまっていたのが大きな反省点である。

 

結果

TN ユイ 最終22位 2163

 

最後に

今期は春休みだったというのもあり、サブロム含めて合計986戦潜ったり、いろんな人の配信を見て強いポケモンや動きがないかを日々研究したりと、自分の人生で一番ポケモンに魂を込めたシーズンでした。その努力が報われて、初最終2桁前半を獲得することができてとても嬉しいです。

自分は有名なキョジオーン使いの強者達に憧れてキョジオーン軸しか今までまともに使ったことがなかったのですが、S15でキョジに限界を感じ、前期はキョジを諦めて色んな並びを触ることができて、大きく成長につながるシーズンでした。

しかしながら、構築は最終日に突然思いついたものなので練度も高めきれなかったし、技・持ち物やイーユイの枠などまだまだ改善すべきことがたくさんあったので、さらにもっと高みを目指せると感じました。

4月から普通に地獄の大学が始まってしまうので、しばらくは今シーズンくらい魂込めてポケモンすることは叶わなそうです... 

これからも、現実世界に支障が出ない程度にポケモンを頑張りたいです。

ここまで閲覧ありがとうございました。